装置導入をご検討のユーザー様に、
ご要望に合わせた粉体を製作します。
当社は受託造粒サービスだけでなく、粉体製造装置のメーカーでもあります。
スプレードライヤー、フリーズグラニュレーター、スプレークーラーの導入を検討されている企業様のサンプル粉体を作製します。導入目的や生産規模に応じて最適な機種を選定し、ご要望に沿ったテストを実施します。また、装置導入後の運転条件の最適化から製品の品質安定化まで一貫してサポートします。
このような課題はありませんか?
- 製造を委託していた製品の需要が増えてきたので内製化を検討したいが、品質の変化に懸念がある。
- スプレードライヤーの導入を検討しているが、自社に適切な仕様がわからない。
- 装置導入後、安定した製品を生産するまでの試運転に不安があり、トラブル時のフォローが欲しい。
装置導入前の評価テストの課題
装置の導入には、十分な事前検討が必要
スプレードライヤーは決して安価な装置ではなく、また装置が大きく設置のスペースも必要なため、気軽に導入することは困難です。導入には十分な検討が必要となりますが、用途に合致した運用ができれば、適切なメンテナンスにより数十年稼働できる優秀な装置です。
スプレードライヤーの導入計画には、予算、時期、希望する最大粒子径、粉体耐熱温度、時間当たりの粉体生産量、設置スペース等、様々な角度から仕様を確定させていきます。その際に、最も重要なことは、実際にスプレードライヤーを使用した粉体作製・評価テストになります。当然ですが、評価テストでユーザー様の希望に合致した粉体を製造できないスプレードライヤーは、導入されないでしょう。評価テストは、1回だけでなく、複数回必要になるケースも多々あります。初回は十分な性能の粉体が得られなかったとしても、運転条件や原液条件を変更し、最終的にユーザー様のご希望にあった粉体を得られる、もしくは汎用のテスト機では困難でも専用装置設計によって、性能が達成できる目途がつけば、装置導入が具体的になってきます。
ユーザー様の業界や品種によって適したスプレードライ条件や原液条件は様々であり、前述の通り1回の評価テストで全てが成功しないこともあるので、メーカーとユーザー様で議論が必要となります。評価テスト結果について議論し、場合によっては再度の評価テストについて、スプレードライヤー運転条件変更、原液条件のアドバイス等が提案できるスプレードライヤーメーカーが、ユーザー様にとって求められます。
装置導入前の評価テストのサービス内容
ご要望に応じた、小型~大型の各種スプレードライヤーによる粉体製作
当社は最小で乾燥室径φ387mm、最大でφ3500mmのスプレードライヤーおよび3台のフリーズグラニュレーターを保有しており、ユーザー様の装置導入計画に合わせた適切な装置を選定し、評価テストをご提案します。
豊富な実績・知見により、ユーザー様の装置導入の最短距離を目指します。
評価テスト後にご要望があれば、打ち合わせ、議論はメール、電話、Web会議等によるフォローアップを原則無償で実施しています。
評価テスト結果は、当社装置営業担当および設計担当と共有し、装置導入のご提案をスムーズに行います。
粉体、原液の測定
ユーザー様の評価を定量化する目的として、各種粉体測定、原液測定を請け負っています。
何故、このサンプルが良いのか、または悪いのかを、各種解析にて評価します。
装置導入時の原液運転サポート
当社の装置導入は、水運転で能力を確認して終わりではありません。ユーザー様の原液運転開始から安定的な製品製造までサポートしています。状況によっては、装置導入後に、評価テストを行った担当者がお伺いし、当時との比較を議論させて頂きながら、原液運転状況を検証します。