保有設備
スプレードライヤー
スプレーボーイ
(SB39)
乾燥室径:φ387mm
噴霧方式:二流体ノズル
水分蒸発量:3kg/h
設置場所:PTC1(1台)、PTC2(2台)
備考:クローズドシステム対応、バグフィルターでの製品回収可能
原液を0.5kg~3kg/h程度で処理していることが多い装置です。
シングル~20μm程度の微粒子を目標とすることが多い装置です。
最小50mLのサンプル液から処理可能です。
TR120
※2022年秋~冬に稼働開始
乾燥室径:φ1200mm
噴霧方式:ロータリーアトマイザー、二流体ノズル
最大水分蒸発量:4kg/h
設置場所:PTC2
備考:ターニング機構
原液を1kg~5kg/h程度で処理していることが多い装置です。
シングル~50μm程度の粒子を目標とすることが多い装置です。
乾燥室側面から熱風が投入される仕様のため、ディスク内付着が多いサンプルに有効です。
当社独自技術の洗浄性が容易なターニング式スプレードライヤーです。
TR160
乾燥室径:φ1600mm
噴霧方式:ロータリーアトマイザー、二流体ノズル
最大水分蒸発量:15kg/h
設置場所:PTC1
備考:クローズドシステム対応、ターニング機構
原液を3kg~15kg/h程度で処理していることが多い装置です。
シングル~80μm程度の粒子を目標とすることが多い装置です。
当社独自技術の洗浄性が容易なターニング式スプレードライヤーです。
P260
※第二パウダーテクニカルセンター機は2022年秋~冬に稼働開始
乾燥室径:φ2600mm
噴霧方式:ロータリーアトマイザー、二流体ノズル
最大水分蒸発量:30kg/h
設置場所:PTC1(1台)、PTC2(1台)
原液を10kg~40kg/h程度で処理していることが多い装置です。
シングル~120μm程度の粒子を目標とすることが多い装置です。
D350
乾燥室径:φ3500mm
噴霧方式:ロータリーアトマイザー、二流体ノズル、一流体加圧ノズル
最大水分蒸発量:50kg/h
設置場所:PTC1
原液を20kg~100kg/h程度で処理していることが多い装置です。
シングル~200μm程度の粒子を目標とすることが多い装置です。
フリーズグラニュレーター・凍結乾燥機
フリーズグラニュレーター LS-6
(Sweden PowderPro社製品)
凍結チャンバー径:φ120mm
噴霧方式:二流体ノズル
最大原液処理速度:6kg/h
冷却温度:-196℃
冷却方式:液化窒素による湿式冷却
設置場所:PTC1
ビーカー内の液化窒素中に噴霧した原液を投入・含侵させて瞬間凍結させます。
装置が小さくコンパクトで、数十~数百mL程度の少量サンプルを多検体で処理する用途に適しています。
フリーズグラニュレーター CS30
凍結チャンバー径:φ300mm
噴霧方式:二流体ノズル
最大原液処理速度:15kg/h
冷却温度:-10~-120℃
冷却方式:液化窒素の蒸発ガスによる乾式冷却
設置場所:PTC1
ジャケット構造の凍結チャンバー外層に液化窒素を投入することでチャンバー全体を冷却し、熱交換されて気化した窒素ガスをチャンバー内層に投入します。噴霧された原液は、窒素ガスと接触して瞬間凍結します。
冷却固化した凍結体は捕集タンクに溜まり、回収が容易なため、大量生産が可能です。
液化窒素の投入速度調整により、凍結温度の制御が可能です。
フリーズグラニュレーター CS220
※2023年4月以降受託加工引き受け開始予定
凍結チャンバー径:φ2200mm
噴霧方式:ロータリーアトマイザー、二流体ノズル
最大原液処理速度:20kg/h
冷却温度:-10~-45℃
冷却方式:チラーユニット+熱交換器+ブロワで発生させた冷却大気ガスまたは窒素、アルゴン等の冷却不活性ガス
設置場所:PTC2
下記を目的とした世界に例のない生産用フリーズグラニュレーターを開発しました。
- 液化窒素フリーによるランニングコスト削減
- 液化窒素フリー、電気制御による精密温度設定
- ロータリーアトマイザーでの噴霧による粒子径制御且つシャープな粒度分布
ラボ用フリーズドライヤー FDU-2110
(東京理化器械社製品)
棚容量:700mL × 6段
コールドトラップ容量:3kg
コールドトラップ温度:-80℃
6段式の特殊多段仕様のため、条件を振った凍結体の乾燥が可能で、少量多品種検体に適しています。
パイロット用フリーズドライヤー TFD-10
乾燥チャンバー容量:85L
コールドトラップ容量:10kg
コールドトラップ温度:-40℃
チャンバーが揺動することにより、凍結体が効率的且つ均一に乾燥します。
CS30を上部に連結することにより、凍結処理~凍結乾燥までの連続処理が可能です。
パイロット用フリーズドライヤーRHEOFREED® 160L
(神鋼環境ソリューション社製品)
乾燥チャンバー容量:160L
コールドトラップ容量:30kg
コールドトラップ温度:-45℃
乾燥チャンバーが回転することにより、凍結体が効率的且つ均一に乾燥します。
棚型乾燥機と比較し、乾燥時間50%以上減、シンプル構造のため、凍結体仕込、乾燥品取出、洗浄時間を大幅短縮することが可能です。
スケールアップによる大型機の製造が可能です。
スラリー調製設備
ビーズミル
(アイメックス RMH-08)
ベッセル容量:0.95L
接液部:ジルコニア
ビーズ:ジルコニアφ0.5mm または 1.0mm
設置場所:PTC2
ボールミル
(50L) 2台
容器容量:50L
接液部:ナイロン
ボール:ジルコニアφ10
設置場所:PTC2
ボールミル
(100L) 2台
容器容量:100L
接液部:ナイロン
ボール:ジルコニアφ10
設置場所:PTC2
その他大小ポットミル架台を保有
成形・焼成設備
一軸成形機
(三庄インダストリー マイティプレスSMT-200AF)
加圧能力:最大200kN
設置場所:PTC2
CIP容器
(三庄インダストリー φ35×120)
備考:SMT-200AFに設置して使用
設置場所:PTC2
マッフル炉
(ヤマト科学 FP103)
温度制御範囲:100~1150 ℃
内寸法:100×150×100 mm
備考:N2導入可能
設置場所:PTC2
横型管状炉
(クリスタルシステム HF1800)
温度制御範囲:300~1800 ℃(常用1700℃)
試料室形状:Al2O3チューブ φ60 mm
備考:真空引き、N2導入可能
設置場所:PTC2
測定機器
SEM
(日本電子 JCM-6000Plus)
倍率:最大60000倍
加速電圧:5、10、15kV
画像モード:二次電子、反射電子
設置場所:PTC1
画像解析粒度分布測定装置
(マルバーンパナリティカル モフォロギG3、モフォロギ4)
測定方式:画像解析
分散タイプ:乾式(Wetセルでの湿式測定可)
測定範囲:0.5~1300 μm
測定項目:粒子径、形状、光線透過度、個数、位置
設置場所:PTC1
リアルタイム式レーザー回折粒度分布計
(マルバーンパナリティカル インシテック)
測定方式:レーザー回折
分散タイプ:乾式
測定範囲:0.1 ~ 2500 µm
備考:防爆仕様
設置場所:PTC1
レーザー回折粒度分布計
(マルバーンパナリティカル マスターサイザー3000)
測定方式:レーザー回折
分散タイプ:湿式、乾式
測定範囲:0.01 ~ 3500 µm
設置場所:PTC2
粉体特性評価装置
(ホソカワミクロン パウダテスタPT-X)
測定項目:安息角、圧縮度、スパチュラ角、凝集度、崩潰角、分散度、差角、ゆるめかさ密度、固めかさ密度、均一度
備考:少量測定キット保有
設置場所:PTC2
粉体流動性分析装置
(フリーマンテクノロジー パウダーレオメーターFT4)
試験項目:安定性、流速変化、圧縮、通気、透過性、圧縮性、せん断、壁面摩擦
備考:少量測定キット保有
設置場所:PTC2
カールフィッシャー水分計
(京都電子工業 MKV-710S)
測定方式:容量滴定法
設置場所:PTC2
比表面積測定器/細孔分布測定装置
(マイクロメリティックス トライスターⅡPlus3030)
測定方式:定容法によるガス吸着法
測定ポート:3ポート
設置場所:PTC2
真密度測定器
(マイクロメリティックス アキュピックII)
測定方式:気体置換法(ガスピクノメーター)
試料セル寸法:10 cc
設置場所:PTC2
微小粒子圧壊力測定装置
(ナノシーズ NS-A200)
測定対象試料:5~1000 μm
圧壊力測定用センサー:定格加重70N/m、7000N/m
設置場所:PTC2
粘度計
(ブルックフィールド DVE)
回転数:0.3~ 100rpm
設置場所:PTC2
レオメーター
(アントンパール MCR302e)
角速度範囲:0~314 rad/s
トルク範囲:0.5 nNm~230 mNm
ノーマルフォース範囲:-50~50 N
温度範囲:-40~200 ℃
設置場所:PTC2
万能試験機
(島津製作所 AGS-10kN)
備考:JIS R 1601治具付帯
設置場所:PTC2
その他機器
振動ふるい機
(興和工業所 KGC-500-1DB)
接粉部:SUS304
設置場所:PTC2
第一パウダーテクニカルセンター(PTC1)
当社の創業以来稼働しており、様々なユーザー様の粉体製造を支援してきた施設です。大小4台のスプレードライヤー、2台のフリーズグラニュレーターを備えています。最寄りの浜川崎駅から徒歩圏内にあり、浜川崎駅から新幹線停車駅の品川まで最短30分程度、羽田空港まで45分程度と全国からアクセスしやすい立地です。特に初めて当社サービスをご利用頂く際は、ユーザー様のお立会いを推奨しています。
スプレードライは瞬間的に粉体が製造されるため、回収した粉体を当社とユーザー様で議論した上で、状況に応じて運転条件を変更することで、より希望に合致した粉体を得ることができます。前泊の際は、川崎駅近辺であればホテルの予約は比較的容易です。
住所
〒210-0852 神奈川県川崎市川崎区鋼管通4-16-20
TEL : 044-328-7665
FAX : 044-322-7787
・JR南武線 浜川崎駅より徒歩4分
・JR鶴見線 浜川崎駅より徒歩4分
・JR川崎駅東口より6番乗り場、川崎市営バス(川40:JFE前行き、塩浜営業所前行き)渡田小学校前下車徒歩5分
・川崎駅東口よりタクシーで10~15分
第二パウダーテクニカルセンター(PTC2)
業務拡大につき、2022年に開設されました。4台のスプレードライヤー、生産用大型フリーズグラニュレーター、複数の原液調製機器、最新の測定機器を揃えた粉体製造・粉体研究の最前線施設です。PTC1とは車で10分程度でアクセスできます。最寄り駅の大師橋駅も日本全国からアクセスしやすく、品川駅まで最短24分、羽田空港まで最短37分となります。
住所
〒210-0827 神奈川県川崎市川崎区四谷下町24-11
TEL : 044-328-7665(第一パウダーテクニカルセンターへ繋がります)
FAX : 044-322-7787(第一パウダーテクニカルセンターへ繋がります)
・京浜急行電鉄 大師橋駅より徒歩20分
・京浜急行電鉄 小島新田駅より徒歩20分
・JR川崎駅東口より2番乗り場、臨港バス(川21:塩浜二丁目行き)大師高校前下車徒歩3分
・川崎駅東口よりタクシーで10~15分