ビーズミルメーカーのアイメックス㈱との共催ウェビナーの講演資料です。 セラミックス用途のスプレードライ粉は一般的には空孔を持たない中実球を製造する必要があります。 中実球をスプレードライで得るためには、どのようなスラリー調製をビーズミルで行うか、スプレードライで空孔を有する中空球は何故、製品に悪影響を及ぼすのか、中空球と中実球が精製されるメカニズムについて解説しています。
化学工学会秋季大会での研究報告資料です。 スプレードライヤーのディスクは、高速で回転することで遠心力により水平方向に微粒化した液滴を噴霧します。液滴の大部分が乾燥する前に、乾燥室壁面に到達してしまうと、未乾燥付着となり粉として回収できません。本報告は、ディスクによる噴霧方向をコアンダ効果により水平では無く鉛直下部方向とすることで壁面までの距離を伸ばし、粉体の回収率を向上させた研究となります。
国際粉体工業展東京の製品技術説明会での発表資料です。 フリーズグラニュレーションについて、基礎的な技術から、セラミックス、医薬、バイオでの事例を説明しています。フリーズグラニュレーションについて、基礎から知りたい方へオススメです。
日本セラミックス協会秋季シンポジウムでの研究報告資料です。 スプレードライは、工業的な機能改善のための粉体コーティング処理や、医薬等では苦み成分のマスキング用途の表面処理技術として使用されています。本報告は、装置運転条件による被覆状況の評価や、画像解析法+浸液透光法による表面処理評価の定量化の報告になります。
日本セラミックス協会年会での研究報告資料です。 フリーズグラニュレーション、スプレードライにて、装置運転条件、スラリー条件を変更し、セラミックス顆粒を製造、粉体特性、成形体・焼結体密度を測定し、評価しました。フリーズグラニュレーションの低温度条件が最も焼結体密度が高くなることが示されました。
日本生物工学会年次大会での研究報告資料です。 攪拌し液状化させたヨーグルトを、フリーズグラニュレーションとスプレードライで粉体化し、SEM、かさ密度、生菌数を評価しました。粉体製造過程で加熱プロセスの無いフリーズグラニュレーションが最も生菌数が高い結果となりました。フリーズドライ+粉砕でサンプル粉体も作製しましたが、フリーズグラニュレーションより生菌数が低くなったことから、瞬間凍結からのフリーズドライに優位性があると考えられます。
岡山ファインセラミックスセンター「粉砕・混合・成形技術セミナー」での講演資料です。 「粒子径」をより正確に、より詳細に制御するために、スプレードライヤーにリアルタイム粒度分布測定器を実装したシステムを構築しました。本システムの事例報告や、目標D50を指定し、ディスク回転数の可変によるフィードバッグ制御をご紹介します。
日本化学工学会秋季大会の研究報告資料です。 2018年に発表した旋回流分級技術を基軸に、スプレードライヤーの排気流を動力とするアタッチメントを開発しました。新たな動力を必要とせず、スプレードライヤーに必ず発生する排気流にて乾燥室内に旋回流を発生させ、乾燥室下の捕集比率を高めた報告です。流動性の高い粉体を求める粉末冶金用途等に有望な技術です。
粉体工学会「製剤と粒子設計シンポジウム」で報告した資料です。 フリーズグラニュレーションとスプレードライで乳糖水溶液から粉体を調製し、XRD、画像解析で特性を比較しました。フリーズグラニュレーションはスプレードライと比較し非晶質(アモルファス)であり、調湿環境での結晶化までの時間が長いことが示されました。
日本セラミックス協会年会の研究報告資料です。 ラボ用のスプレードライヤーは乾燥室の径が小さいこと、噴霧機構に選定されている二流体ノズルが大きい液滴の噴霧が困難なことが主要因で、シングル~20μm程度の粉体製造が適正範囲となっています。スラリー条件、装置運転条件を調整することで、セラミックスのプレス成形用途に使用されている数十μmの粉体を捕集した事例となります。