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サステナビリティ・CSR

SDGs – 持続可能な発展への貢献

私たちの使命は、技術をもとに社会の発展に貢献することです。人類だけにとどまらず、多様性のある生物および自然と共生し続けるために、私たちができる一番大きなことは、技術革新です。高効率でエネルギー消費に配慮した持続可能な製造プロセスを創造し、幅広い産業における素材開発や品質向上を支えることによって、国際社会が目指すSDGsに貢献します。私たちのプロセス技術をもとに、具体的に下記の目標に取り組んでいきます。

安価で持続可能な食料の生産を実現するためには、あらゆる食糧の生産効率を上げる必要があります。私たちは、高効率の生産システムの開発を通じて、栄養価の高い食品を安価で大量に生産し、社会に供給することに貢献しています。具体的には、高効率のスプレードライヤープロセスによる粉末食品(様々な機能性健康食品や粉ミルク、オリゴ糖やデキストリン等の糖質等)があります。食品や飲料を粉体にすることにより、保存期間が長くなります。また、嵩が減ることにより輸送コストの低減にもつながります。他にも、生産用のバイオシェーカーによる有用微生物(例えば乳酸菌等)の培養から作られる食品および飲料品の供給や、スプレークーラーによる油脂製品の大量粉末化による固体粉末油脂価格の低減等も、食糧不足の解決に貢献しています。

安価で持続可能な食料の生産を実現するためには、あらゆる食糧の生産効率を上げる必要があります。私たちは、高効率の生産プロセスの開発を通じて、栄養価の高い食品を安価で大量に生産し、社会に供給することに貢献しています。具体的には、スプレードライヤープロセスによる粉末食品(粉ミルクやプロテイン粉末、オリゴ糖、乳酸菌、機能性健康食品等)があります。食品や飲料を粉末にすることによって保存期間が長くなります。また、かさが減ることによって輸送コストの低減にもつながります。他にも、バイオシェーカーを用いた有用微生物の培養から得られる食品や飲料品、あるいはスプレークーラーで大量生産する固体粉末油脂製品も食糧不足の解決に貢献しています。

すべての人が、お金の心配をすることなく、高品質の保健サービスを受けるためには、安価で質の高い医薬品の大量生産が必要になります。私たちは、微生物培養装置の開発・供給を通じて、バイオ医薬品の研究開発および生産に貢献しています。また、この培養プロセス技術は、通常のバイオ医薬品だけではなく、例えばiPS細胞等の再生医療を実現するための研究にも利用されています。粉体技術分野においては、噴霧乾燥法により生産される原薬(APIs: Active Pharmaceutical Ingredients)や、様々な粉末薬品、賦形剤等の生産を支える技術を開発しています。また、当社は世界で初めて生産用のスケールアップが可能なフリーズグラニュレーター(噴霧凍結造粒乾燥装置)を開発しました。この新しい凍結造粒技術により、低温乾燥による粉体製造の工業化が可能となりました。今後は、熱に弱い物性の医薬品開発にも顧客企業と共に取り組んでいきます。

すべての人がお金の心配をすることなく高品質の保健サービスを受けるためには、安価で質の高い医薬品の大量生産が必要になります。私たちは、微生物培養装置の開発・供給を通じて、バイオ医薬品の研究開発および生産に貢献しています。また、当社の培養プロセス技術は、iPS細胞等の再生医療を実現するための研究にも利用されています。粉体技術分野では、噴霧乾燥法により生産される原薬や粉末薬品、賦形剤等の生産を支える技術を開発しています。当社は、世界で初めて生産用フリーズグラニュレーター(噴霧凍結造粒乾燥装置)を開発しました。凍結造粒技術により、熱影響のない粉体製造が可能になりました。今後は、凍結造粒技術を用いた新しい医薬品開発にも、顧客と共に取り組んでいきます。

人口の増加や、気候変動の影響により、水不足への影響はますます深刻化する可能性があります。すべての人や生態系にとって、持続可能な水の管理は重要な課題です。私たちは、半導体や精密部品等の工業製品の製造工程で使われる洗浄システムを取り扱っていますが、これらのプロセスで使用される水資源は膨大な量になります。一方、これらの製品は、私たちの社会を支える、あらゆる基盤に使われているため、生産自体をやめことは不可能です。社会基盤と環境のバランスを保つために、これらのプロセスで使用される水をできるだけ減らす、あるいは再利用することが重要です。私たちは、洗浄システムの技術開発を通じて、より少ない水で効率的に洗浄を行うことが可能な装置や、洗浄排液のリサイクル装置を開発することにより、目標達成に貢献します。

人口の増加や気候変動の影響により、水不足への影響はますます深刻化しています。すべての人や生物、また生態系にとって、持続可能な水の管理は重要な課題です。私たちは、精密部品等の製造工程で使われる洗浄システムを取り扱っていますが、これらのプロセスで使用される水資源は膨大な量になります。一方、これらの製品は、私たちを支える様々な社会基盤において使用されているため、製品の生産を止めることはできません。社会と環境のバランスを保つために、プロセスで使用される水をできるだけ減らす、あるいは再利用することが重要です。私たちは、技術開発を通じてより少ない水で効率的に洗浄を行うことが可能な装置や、排液のリサイクル装置を開発することによって、目標の達成に貢献します。

一般に、工場におけるモノの生産は、大量のエネルギーを消費します。私たちは、生産現場で使用される製品・技術において、エネルギー効率の向上を支援することにより、生産者である顧客と共に目標を達成していきます。また、新素材の開発による技術的なブレークスルーも必要です。例えば、微細藻類等の生物資源(バイオマス原料)からバイオディーゼル燃料を製造するプロセスにおいても、私たちの技術が使われています。特に植物原料については、成長過程で二酸化炭素を吸収するため、サステナブルなエネルギーと言えます。また、エネルギーを貯蔵するために必要なバッテリーの製造にも、私たちの技術が使われています。高効率リチウムイオン電池やナトリウムイオン電池等の部材開発にも貢献しています。

工場におけるモノの生産は、一般に大量のエネルギーを消費します。私たちは、生産現場で使用される製品や製造プロセスにおいて、エネルギー効率の向上を支援することにより、生産者である顧客と共に目標を達成していきます。また、新素材の開発による技術的なブレークスルーも必要です。例えば、微細藻類等の生物資源(バイオマス原料)からバイオディーゼル燃料を製造するプロセスにおいても、私たちの技術が使われています。特に植物資源については、成長過程で二酸化炭素を吸収するため、サステナブルなエネルギーと言えます。また、電気の貯蔵に必要なバッテリーの製造にも、私たちの技術が使われています。高効率リチウムイオン電池やナトリウムイオン電池、全固体電池の技術開発にも貢献しています。

技術革新を追求することは、私たちの仕事の核心であります。粉体技術、バイオテクノロジー、洗浄技術をベースとした私たちの技術ポートフォリオは、幅広い産業界の技術および生産性の向上に役立っています。イノベーションを促進するためには、様々な実験がかかせません。私たちは、保有するパウダーテクニカルセンターや洗浄テストセンターにおいて、顧客である産業界のメーカーや大学、研究所の方々と共に、日々新しい研究開発を行なっています。粉体、バイオ、洗浄など、私たちの持つ技術群は、産業面における基礎的な要素であるため、ここから生まれる技術革新が与える社会的インパクトは非常に大きなものになります。

研究開発を通じて技術革新を起こすことは、私たちの仕事の核心です。当社の技術領域である粉体技術、バイオテクノロジー、精密洗浄技術は、幅広い産業界における基盤技術であり、製品の製造において生産性の向上に役立っています。あらゆる産業は、小さな要素技術の集合体です。一つの製品を提供するまでには、原材料だけではなく、生産や物流、制御、通信、ものづくり等の技術領域において、細かな固有技術が有機的につながっています。イノベーションを促進するためには、それらの細分化された技術領域における継続した研究開発がかかせません。私たちは、パウダーテクニカルセンターやバイオテクニカルセンター、洗浄テストセンターにおいて、顧客である産業界や大学、研究所の方々と共に、研究開発を継続して行っています。

地球の資源は有限であり、過剰な生産と消費を防がなくてはなりません。持続可能な消費と生産を達成するためには、より効率的でスマートな社会を構築する必要があります。私たち自身も、プロセスエンジニアリング企業として、不適切な化学物質を使わずに、また部材を過剰に消費しないために、適切なプロセスデザインを行う必要があります。また、設計の工夫や改善により、設備の寿命を延ばすことや、できるだけ部材を修理・再利用することによって、廃棄物を減らすことも可能です。私たちの顧客に対しても、歩留まりの改善策や製品の品質不良率の低減策等の解決策を提供することにより、廃棄物の低減に貢献することが可能です。

地球の資源は有限であり、過剰な生産と消費を防がなくてはなりません。持続可能な消費と生産を達成するためには、より効率的でスマートな社会を構築する必要があります。私たちも、プロセスエンジニアリング企業として、不適切な化学物質を使わずに、また部材を過剰に消費しないために、適切なプロセス設計を行う必要があります。また、設計の工夫や改善によって設備の寿命を延ばすことや、可能な限り部材を修理・再利用することによって廃棄物を減らすことも重要です。私たちの顧客に対しても、歩留まりの改善や不良品率の低減等の解決策を提供することにより、廃棄物の低減に貢献することが可能です。

環境方針

環境理念

地球の環境保全を最重要課題と捉え、事業活動を通じて環境関連技術の進歩発展に貢献する。

環境方針

継続的な技術開発を通じて環境関連技術の進歩発展に貢献する。また、事業活動によって生じるエネルギーおよび資源の消費、また環境負荷を可能な限り低減する。

環境理念および環境方針を実現するために、以下の環境マネジメント活動を推進します。

環境マネジメントシステムの構築

環境マネジメントシステムを構築することによって、地球の環境保全を推進し、継続的な改善に努めます。

環境負荷の低減

事業活動を通じて、省エネルギー化および再生可能エネルギーの使用を推進します。また、廃棄物の削減によって、環境汚染の予防に努めます。

環境保全活動の継続実施

環境方針を達成するために、環境保全目標を設定します。また、定期的に見直し、必要に応じて改定します。

環境関連法規の遵守

環境関連法規制、条例ならびにその他規制、協定、要請事項を遵守します。

啓蒙活動

社員教育や広報活動等を通じて、全社員が環境方針を理解し、推進を心掛けるよう努めます。

外部公表

環境方針を外部公表し、環境保全目標の達成に努めます。

CSR

当社は、CSRを事業運営の柱の一つに据えて事業活動を行っています。CSRマネジメントを積極的に運営していく上で、社員への意識浸透および日常的な行動への定着を図るために、以下のことを行っています。

コーポレートガバナンス

グループ会社を含めた内部統制システムの構築

コンプライアンス体制の確立

社内教育の実施(コンプライアンス、技術者倫理、個人情報保護等)

情報セキュリティ対策

事業所間統合情報システムの構築

広報活動

幅広い媒体を活用したCSR情報の提供

社員の安全

安全管理教育の実施

ワーク・ライフ・バランス

生産性向上に向けた取り組みの継続

地域社会への責任

地域社会貢献活動の推進